2018年 02月 06日
祝2周年
お陰様で新患者様は7500名弱、日帰り手術は約2100件
胃・大腸内視鏡検査につきましては、当院長の開業前からの通算し21年間で延べ17000件超えになります。
駅前に開業してからも「樽見先生を探して来ました。」と
定期的に内視鏡検査をされる患者様も多く、リピーター率はかなりのものだと思われます。
また、大腸内視鏡検査で多くの大腸がんを発見し札幌医大との連携も充実しております。
大腸がんの手術後、当クリニックでフォローされる患者様の元気な姿を見ると感慨深いものがあります。
特に何の症状もない場合でも、内視鏡検査をし早期発見に繋がった症例も多く検診の必要性を実感しております。
検査の前処置に不安の大きい方は入院施設のある病院も紹介しております。
早ければリスクも少なく簡単に切除することが出来るのが大腸がんです。
がんの部位別死亡率は女性では大腸がんが1位ですので、特に女性の方はお勧め致します。
日帰り手術にはいくつかの決まり事があり、ハイリスクのある合併症・痔の病状が重症の場合など、管理が必要な場合は入院施設のある病院を紹介しております。
当院長の執刀を希望される場合は、当クリニックの近くの連携病院に入院して頂き,院長が出張して執刀致します。
しかし、当クリニックの休診日である水曜日(月1回)となっております。
唯一のお休みも他院へ執刀に行かれる院長には頭が下がります。
2年経っても相変わらず忙しい状況は変わりません。
しかし、忙しいからといって患者様への説明を怠ると・・・・
①自分の状態がわからない②どこがどう悪いのかわからない③どんな治療をされているのかわからない④よくなっているのかわからないという不信感が生まれる事が予測されます。
ということで、診察の待ち時間が長くなり患者様へはご迷惑をおかけしますが
丁寧な診察を心がけておりますので何卒ご了承して頂ければ幸いです。 師長
2017年 08月 18日
開業から1年半が過ぎました!(^^)!
青い縁取りは広い大地の北海道にも見えますが、大腸の形を表現してますのでおなかを!ピンクの丸みはおしりをイメージしています。デザイン的にも当院自慢のロゴです!その考案者は・・・実は高校生(当時)でした。
まさか高校生が!!とびっくりされた方もいらっしゃると思います。おそらく、将来はデザイナーを目指しているのか?とも思いましたが、院長知人のお子さんで普通高校に通う学生でした。
元を正せば、院長自身がロゴを考えていたらしいのですが・・・院長のデザイン画を元に??画質を改良??やり直し?元の原画をお見せできないのが残念ですが・・・活字で表現すると、お尻からクネクネと大腸が飛び出して、樽見のTというアルファベットと描いたものでした。古いのですが・・・漫画まことちゃんの作者楳図かずおの画風に似ていましたので、グロテスクというか斬新というか・・・・結論は却下となってしまったようです((+_+))
何はともあれ・・・・1年半で新患者様5500名を越えました。
予約制ではありますが、日帰り手術は1600件を越える事が出来ました。
胃・大腸内視鏡検査につきましては、麻酔をすることなく(若きしの33歳~現在に至るまでの20年間で延べ16000件)行っており、定期検査で毎回来られる患者様も多く、延べ数としてはかなりものだと思います。
院長一人で診察・手術・内視鏡と二刀流?三刀流で頑張っております。長い待ち時間が生じておりますが・・・
患者様からは「先生は大大丈夫なの?」とか、「忙しそうだよね」とか心配と労いの声を頂き、感謝の気持ちを胸に頑張っております。
土曜、日曜日も休まず、週に1度のお休みもゆっくりとできない状態です。院長自らがこのような姿勢で企業努力に努めており職員を引っ張っております。また、プロ意識が高い職員は、いかに要領良く働くかを念頭に置き、コストの削減にも努力・協力を惜しまず、同線の短い簡潔的な仕事をしています。恥ずかしながら、私は臨床から離れていた期間があり、口で言うのは簡単ですが、現場で働くとなると足を引っ張っていると思います。そんな状態ですが、忙しい中職員はそっと補足・訂正してくれてます。ありがたい限りです。年齢的にも物覚えも悪く思い出すのは昔、昔のことばかりです。ジェネリック薬品はもちろんの事ですが、最近の薬剤名はわからず紙媒体で調べる毎日です。院長が職員を引っ張り、師長の私が職員の足を引っ張ってる感じなのかな😢
「手柄横取り」と世の中では色々と悔しい思いをしている人(私のかつての同僚〇〇さんも!)が沢山いると思いますが、優秀なゆえに横取りされるのであって・・・(笑)
私の場合・・・敏腕な師長ではないので、職員がそっと自然に手柄を渡してくれているのがわかります(涙)
当院長は善人で誰にでも優しい方ですが・・・仕事となると師長の私には少し(いや、結構)厳しいのですが、反論出来ません。それは、院長が注意する時は100%の確証を持って注意するからです・・・自分自身が悪いんでしょうがないんです(*´Д`)ということで、ご存知の通り仕事は甘くはないということです・・・。最後に、クリニックのブログを私物化してしまいましたが・・・
また、次回お会いしましょう ^^) _旦~~
2017年 05月 15日
人命救助!
少し前ですが・・・GW中に、川で流された子供を救助した75歳の医師の話のニュースがありました。勇敢で謙虚な姿に感銘した人は多かったと思います・・・(*^-^*)
ん?そういえば・・・救助といえば思い出されることがあります。
あれは・・・雪まつりの時期のことです。
当院長がすすきのの温泉を堪能していると、浴槽にうつ伏せになって浮かんでいる男性を発見!すぐにもう一人の男性客と抱きかかえて救助し、蘇生処置の心臓マッサージを施行。店員がAEDを取りにいっている間に大量に水を吐いて息を吹き返しました。mouth to mouth をすることはなく・・・院長曰く、色んな意味で安心したと話しておりました。救急車が到着する頃には、意識もはっきりした状態で搬送されたそうです。その後、院長は己の名前も告げずに格好良く?帰宅したそうです。いずれにせよ・・・人命が救われて本当に良かったです! 師長
2017年 01月 29日
まもなく開業1周年
2月2日で札幌駅前樽見おしりとおなかのクリニックを開業して1年が経ちます。
それと少し前に院長が誕生日を迎えられました。
写真はじゃんけんをしているのではなく、52歳という意味だそうです。
小さなクリニックならではの職員とのふれあい光景だと思います。
窓の外のイルミネーション(写真参照)もお祝いしてくれている様でした。
しかし、最近は昼休みもとれない状況が続きタフな院長もさすがに
お疲れの様子なので、癒しグッズをプレゼントしました。毎朝の出勤は意気揚々・帰りは疲弊して帰宅する後ろ姿に職員一同、頭の下がる思いでおります。当クリニックは開業1周年になりますが・・・
お蔭様で1周年を待たずして、年末には新患者様も3000人を超え多少待ち時間が、
長くなっておりますが、院長の患者様1人1人に丁寧な対応で「待ったかいがあったよ。」とか「待つのは仕方ないよ。」など、患者様のご理解に支えられ毎日診察をさせて頂いております。
なるべくスムーズな診察を心がけてはいるのです・・・院長がお一人で手術・検査(予約制)をこなし、診察もフル回転で頑張っておりますので、これからも患者様にはご理解・ご協力の程をよろしくお願い致します。 師長
2016年 12月 16日
便潜血の検査で大腸がんは大丈夫?
便潜血が陰性(-)であれば本当に大腸がんは否定されるのだろうか?
わかりやすい事例をお話ししますが・・・私の父は毎年健診で、去年まで便潜血が陰性(-)でした。
しかし、今年は2日間のうち、2日目だけが陽性(+)の反応が出ました。
常々父は「大腸の検査は死んでも嫌だ!」と、毎年拒否してきました・・・。
今年はあることをエサに当院で大腸内視鏡検査を受けることになりました。
父は「去年まで何ともないし、1日しか便潜血が陽性じゃないから、大丈夫だよな!」と連呼したのですが、私は「陽性に出た時点で何かあってもおかしくない。だから、早く検査すればよかったのに・・。」と返しました。
おそらく、大腸検査をして問題なければこの先大腸検査は受けることはないと思いましたので、次のことを院長に懇願しました。
「大腸に問題がなくても大丈夫とは言わないでください。毎年の経過観察が必要・・・という趣旨でお願いします。」院長は
「僕、上手く話せるかな・・・。」と言っておりましたが、検査開始後、しばらくして「師長―!」と迫真の演技で呼ばれました。
駆けつけるとまぁ~ビックリ!大腸の一番奥にある盲腸付近から始まり大腸全体に多発性ポリープが見つかりました。
ポリープの大きさから数年前からポリープがあったのは間違いないです。大きさも大小様々・形も平べったいものや茎のあるヒョロっとしたものなど、
かなり厄介なものばかりでした。去年までは便潜血が陰性(-)だったのですが・・・
ポリープの切除は技術的にも院長にお願いしたかったのですが、父のポリープは入院施設が必要でしたので他院に入院することになりました。
もう、半年遅ければ・・・私の父は健康で72歳の誕生日を迎える事は出来なかったようです。
父は大腸内視鏡検査について「痛い!苦しい!恥ずかしい!」など、思っていたようですが・・・
今回院長の検査については、麻酔してやったと思い込んでいるようでした。「痛くも苦しくもないし、恥ずかしいのはポリープ発見で
どうでも良くなった!」と話しておりました。なんだかんだでしたが、今回無事に退院しました。
最後に、ファイターズが優勝したおかげで、①クライマックスシリーズの観戦をエサに大腸内視鏡検査をして②優勝パレードをエサにポリープ切除術と、
二度にわたり父も田舎からいそいそと札幌へ来ることができました。ファイターズが優勝していなければ、おそらくゴロついて今年は検査をしなかったでしょう。 師長
~豆知識~
大腸で老廃物が便として形になっていきますが、大腸の奥(盲腸周辺)はまだ便が形になっていないので、ポリープがあっても
出血しにくいです。ポリープの状態にもよりますが、便が徐々に形になってくるとポリープがこすれて出血しやすくなります。
ポリープのできる場所によっては大分大きくなるか、粘膜の組織が脆くなってからでなければ出血しない可能性があります。
出血のタイミングすべてポリープの初期段階とは限りません。
大腸内視鏡検査は直接腸の中を覗くので大腸がん検査はお勧めです。
初期の大腸がんであれば、その場で取ることもできます。しかし、遅い段階になると開腹手術という場合もあります。